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2014年 10月 26日
昨日は阿佐ヶ谷でまち歩きをしながらジャズを楽しんだ。 阿佐ヶ谷でジャズによるまち起こしが始まってから今年で20年目、横浜がまだ22年だから、(街の規模からすれば)大したものだ。 こうしたことができるのは、中央線沿線には昔からジャズミュージシャンが多く住み、ライブスポットも多くあるからなのだが、阿佐ヶ谷のジャズフェスは横浜のジャズフェスとは性格が違う。 横浜は日本のジャズ発祥の地で、多くの観光スポットがあり、今や2日間で14万人の人が集まる一大イベントのジャズフェスティバルだ。 ところが阿佐ヶ谷は(区役所こそあれ、)駅前の商店街を抜けるとすぐに住宅街が広がるこじんまりした街で、庶民的で手づくり感の感じられる素朴なジャズフェスだ。 メンバーも山下洋輔や峰厚介ら有名人や大物も中にはいるが、比較的若手や知られていない面子が多く、それらを聴き比べて未来の大物を探す楽しみがある。 また、何気ない街角でふとしたおもしろい光景に出くわすまち歩きの喜びもある。 今回もそうした良さを味わった。 12時半にU君と待ち合わせ、最初に南口噴水広場前の特設ステージでアメリカ空軍横田基地のビッグバンド「Pacific Showcase」を聴いた。 さすがに選りすぐりの精鋭達で上手い、というか、ビッグバンドというより幾つかのコンボの集まりのような感じで、ソロイスト達が皆安定した腕前で聴き易く、さすが本場アメリカのバンドだ。ただ、男性メンバーが制服姿なのはわかるが、美人の女性ヴォーカルもブルーの制服姿なのは少し不思議な気がした。(だが、これはこれでいい) 次に今春オープンしたばかりのアニメストリートに行った。 駅の横の高架下の商店街(閉店の店が多い)を抜けてしばらく歩くと15軒ほどの小さなアニメ関連の店が並んでいる。だが、秋葉原と御徒町間の「2k540」や「CHABARA」、万世橋駅跡の「mAAch」を見た目には、何とも迫力がない、というか安普請、というか拍子抜けするほどのつまらなさだ。 阿佐ヶ谷とてそのうちシャッター商店街にならないとも限らないのだ。やるからにはこんな小手先の客寄せパンダみたいなチンケなものではなく、高円寺までそのまま歩いていける!くらいの気概でやって欲しい。 口直しに去年も行ってお気に入りの古い住宅を改造したギャラリーに行った。ここの机や椅子や調度品はさりげなくかつ品がよく、いつまで見てても飽きない。こうしたことは開口部の高さやプロポーションにまで通じている。 その後パールセンターに行って一つ一つ商店街を見ていたら、K君から電話が掛かってきたので再び戻り、アニメストリートのイベントスペースで3人で「HIBIChaz-K」を聴いた。 上手いが、個性は感じられない。やはりジャズは個性だ。 外に出て通りを歩いていたら、デキシーランドジャズのパレードに出くわした。 疲れたので北口のラピュタに行き、1階のロビーでコーヒーを飲みながら休憩した。 この建物はなかなかの力作だが、最上階のレストランもなかなかおもしろそうだ。 来年は、最初にそこにみんなで集まり、ランチをしてからスタートしよう。 最後に噴水前の特設ステージに戻り、トリの「ごめんね!」+飯田さつき(Vo)を聴いた。 このバンドはいつ聴いても安定していて、それでいながらブルースとソウルの根っ子があり好きだ。今年は本格派の女性ヴォーカルが加わり、(それはそれでよかったが、)本当は彼らの演奏だけを(しかも歌物ではなくブルースだけを)延々と聴いていたかった。本当に美味い蕎麦屋に行った時は余計な物はいらず、蕎麦だけを食いたい、というのと似ている。 だが、前半は音のセッティングが悪く(そのため諸岡大也のオルガンはコードに徹し)彼らの本領は発揮されなかった。しかし後半はそれも改善され、後藤輝夫の粘っこいテナー、橋本信二の歌うギター、小泉高之の堅実なドラムを堪能し、7時頃に終わった。持って来た投げ銭はすべて消えた。 その後、事務所のS君も加わり焼き鳥屋を探したが一杯で、北口駅前で焼きトンとお酒を飲みながら4人で楽しく談笑し、10時過ぎにお開きになった。 もっともっと多くの人に阿佐ヶ谷JAZZ STREETSを知って楽しんで欲しい。 かずま
by odyssey-of-iska
| 2014-10-26 19:06
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